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ED治療薬を個人輸入する危険性

顔の見えない相手を信頼しないこと!

ED治療薬であるバイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類の薬は、本来、医療機関で医師の診察をうけてから処方されるべきものです。

医薬品は、薬事法に違反しない範囲内であれば海外から輸入できますし、「自己責任」での服用は認められています。インターネットなどで販売されている薬のほとんどが個人輸入を代行するサービスであり、業者を通じて個人でED治療薬を手に入れることができるのです。

しかし、医薬品の個人輸入は、非常にリスクが高い行為です。

ED治療薬は、世界69カ国で「偽物が本物の2.5倍」も出回っていると言われています。日本だけでも、2009年の1年間だけで約14万錠の偽バイアグラが押収されました。

ほとんどの個人輸入サイトでは、正規品であることを強調したり、『保証付き』『安心安全』『本物』などの表記が踊っていたりします。裏を返せば、取り扱っている医薬品が本物かどうかの根拠は、そのサイトの表記以外にはないのです。顔の見えない相手から送られてくる、どんなルートで製造・販売・梱包されているかもわからない“医薬品”を信頼することは、少し考えれば非常に危ういことだと分かるはずです。

偽バイアグラ最大の製造拠点である中国では、ゴキブリやネズミの死骸が転がっているようなアパートの一室など、最悪な環境でも密造されており、そうした劣悪な工場の摘発が後を絶ちません。

ED治療薬は家具や雑貨と違い、口に入れて直接体に影響するものです。ネットに書かれている都合のいい言葉を安易に信じるのではなく、面倒でもかならず医療機関へ行き、顔の見える医師から『確実な正規品』を処方してもらってください。

ネット経由で手に入れたED治療薬にまつわる事件

バイアグラの製造元であるファイザーを始めとした、正規のED治療薬を製造・販売している4社が合同で行った調査報告では、インターネットで流通しているED治療薬の55.4%が偽造品であるという調査結果が出ています。つまり、ネット経由のED治療薬の個人輸入では、とても高い確率で偽物を掴まされてしまうのです。

ラムネに色を付けただけの『お菓子』から、有効成分が一切入っていないもの、少しだけ有効成分を混ぜることで『これは本物だ』と思わせようとしているもの、全く関係のない有効成分が入っているものまで、多種多様な偽造品がみつかっています。中には体調を崩して病院に運ばれる人が続出したり、死亡者が出たりした偽造品事件もあります。

シンガポールでは、インターネット経由で手に入れたシアリスや精力剤を服用した男性たちが、低血糖による昏睡などの重篤な症状に陥った事件があります。この事件では、患者87人のうち、7人が意識障害を起こし、4人が死亡するという悲惨な結果になりました。この偽造シアリスには、本来1日最高服用量は10㎎とされる血糖降下薬『グリベンクラミド』が、43㎎も含まれていたのです。この偽造シアリスを取り扱っていたサイト上では「正規品のシアリスを格安で郵送します」と解説されていました。

海外だけでなく、日本でも同様の事件は起きています。2010年の奈良で、40歳代の男性が個人輸入で手に入れた偽造シアリス(50mg)を服用し、数時間後に痙攣、意識低下を起こしました。さらに病院に搬送されて検査を受けた結果、脳血栓が確認されました。男性は回復して退院することができましたが、これらの症状と偽造シアリスとの因果関係は否定できないそうです。

さらに、呼吸困難で病院に搬送され、のちに間質性肺炎で亡くなった患者のポケットにも、偽造シアリス50mgが入っていたという報告があります。

知人から譲ってもらった薬で起きた死亡事故

知人から譲渡してもらったED治療薬を飲んで死亡した方もいます。

これは実際に起きた事件です。ある60代の男性が、友人から譲ってもらったバイアグラを服用して性行為を行い、その後意識を失って倒れてしまいました。救急隊がかけつけたときにはすでに心肺停止状態。すぐに医療機関に搬送されましたが、残念ながらそのまま亡くなりました。男性は高血圧と心臓病を患っており、不整脈でも治療中でした。そのためニトログリセリンを使用していたのです。バイアグラは血管を拡張する作用のある薬ですが、ニトログリセリンも同様に血管を拡張させる作用があります。つまり、併用すると血圧が急降下する恐れがあり、この男性のように死に至る危険があるのです。この上さらに大量のアルコールを摂取していると、さらに危険度は増します。

こうした併用禁忌薬の存在は、医療機関に行けば必ず医師から説明があります。バイアグラをはじめとする3種類のED治療薬は、媚薬でもなければサプリメントでもありません。人体に影響する立派な『医薬品』です。しかし、事故にあった男性やその友人は、ED治療薬の知識に乏しいまま安易にバイアグラを譲渡・服用してしまったのです。その結果、最悪の事態を引き起こしてしまいました。

このように、ED治療薬を他人から譲ってもらうことも、個人輸入と同じくらい危険な行為 です。医療機関で医師の診察を受け、ED治療薬を服用しても危険はないかを確認してもらい、正しい用法容量や併用してはいけない薬についての説明を受け、安全かつ最大の効果を得る方法を選びましょう。

未認可ジェネリックを処方するクリニックの実態

ED治療薬はクリニックで処方してもらうのが安全です。しかし、残念なことに、クリニックを構えているからといって、必ずしも信用はできません。クリニックの中には、国内では承認されていない未認可のジェネリックを輸入し、安価で処方する危険なクリニックも存在するのです。

輸入物が薬機法(旧:薬事法)に違反しないことを証明する「薬監証明」を取れば、国内で扱っていないジェネリックも安価で入手できます。薬監証明の取得による医薬品の輸入は、あくまで個人で服用する場合にのみ許されています。しかし、インドなどから薬監証明を取得して入手したジェネリックを、患者に対して正規品であるかのように偽り、安価で処方しているクリニックが報告されています。

こういったクリニックは、インターネットの個人輸入サイト以上に悪質であり、今後国からの改善命令を受ける可能性もはらんでいます。クリニックを受診する際には、国内で許可されたジェネリックを処方するところを選びましょう。

未認可ジェネリックを扱うクリニックを見極めるために

未認可ジェネリックを扱うクリニックも、HP上ではそういった情報を一切表示していません。それどころか、ジェネリックの危険性を掲載しているところまであり、素人目には見極めにくいのが現状です。

こういった悪質なクリニックを受診しないため、必ず事前に行っておきたいのが、ファイザー株式会社が運営している「ED-info」と、日本新薬が運営している「EDケアサポート」、バイエル薬品が運営している「EDネットクリニック.com」というHPでの確認です。

ファイザー株式会社はED治療薬バイアグラの、日本新薬はシアリスの、バイエル薬品はレビトラの発売元。それぞれのサイトでは、バイアグラ・シアリス・レビトラの正しい知識を啓蒙するため、多彩な情報が掲載されています。その中で特に注目したいのが「EDを相談できる病院検索」のコンテンツです。ここでは、全国にあるクリニックの中で、バイアグラやシアリス、レビトラの正規品を、正しく取り扱っていると製薬会社側が認定したもののみが掲載されています。

検索してもクリニック名が出てこないのなら、そもそもバイアグラ・シアリス・レビトラの取り扱いがないか、正しい形でED治療薬の取り扱いがなされていないかのどちらか。つまり、HPにバイアグラ・シアリス・レビトラの処方を記載していながら、これらのサイトに掲載されていないクリニックは、未認可ジェネリックを扱っている、正しい処方をしていないなど、何らかの問題があるということ。

クリニックへ受診する前に、必ず確認を行うようにしてください。

ジェネリックを処方するクリニックへ潜入!
~安いED治療薬にはウラがある?~

今回の潜入調査では、ジェネリックと称して安すぎるED治療薬を処方するクリニックへ潜入しました。処方されるED治療薬は安全な正規品なのか、それとも…その実態に迫ります。

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